「いぼだい」の特徴
幼魚はクラゲ類の下で暮らしており、表層性です。
成魚は「大陸棚上の低層」にいますが、夜は上層に移動します。
卵型の身体で、左右に押しつぶされたような形状です。
身体の「尾に近い部分」は青灰色で、エラアナの上のほうに黒色の斑点があります。
尾びれ、臀びれ、脊びれの縁辺は黒いです。
4~8月頃が産卵期。
1年で体長13センチ程度、2年で18センチほど、3年で20~21センチくらいになります。
4年ほどでその生涯を終えます。
松島湾・男鹿半島から東シナ海に生息しており、漁獲は主に定置網や底引き網によって行われています。
島根県、兵庫県、大分県、長崎県、愛媛県などが主産地です。
地域によって呼び方が異なります。
関西:うぼぜ
長崎、福岡、下関:しず
などなど。
ただ、「えぼだい」という呼び名が一般的でしょう。
「いぼだい」の美味しい食べ方
いぼだいの旬は夏~秋。
柔らかい白身で、脂が乗っています。
煮つけ、生干し、塩焼きなどが人気です。
「シルバー」の特徴
「銀ヒラス」とも呼ばれる、「スズキ目イボダイ亜目」の魚です。
イボダイとは大きく違う見た目をしています。
オーストラリア東南岸沖および南岸、ニュージーランドに生息。
全長70センチほどにまで成長します。
シルバーの美味しい食べ方
シルバーの「内臓と頭を除去したもの(ドレス)」がニュージーランドから冷凍輸入されています。
フライ、煮つけ、塩焼きなどが人気です。
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