釣り名人 カエルアンコウ

カエルアンコウ とと

カエルアンコウという魚をご存知でしょうか?

ずんぐりむっくりのその魚体はとても泳ぎにくそうで、獲物を獲る姿なんて想像できません。しかしこの魚はその見かけにもよらずかなりの餌とり名人なのです。

今回は水族館でもダイバーからも人気なカエルアンコウの変わった生態についてお話します!

実は改名した魚

実はカエルアンコウという名前は改名されたもので、改名前は「イザリウオ」という名前でした。ただ「いざり」というのは足の不自由な人の差別用語にも捉えられるということで、2007年にカエルアンコウへと改名されました。

どこで見られる?

カエルアンコウは温暖な海を好みます。地中海を除くほとんどの温帯や熱帯の海に広く分布しており、日本では伊豆、小笠原諸島や相模湾よりも南の太平洋側に生息しています。主に水深が浅い岩礁や砂の海底で身を潜めています。

魚なのに歩く!?

カエルアンコウはずんぐりむっくりとした体つきで、体の下にある腹鰭と体の両サイドには手のような胸鰭があり、その鰭を使ってまるで海底を歩いているかのように移動します。一気に長距離移動したい時や、急を要する時は胸鰭の下の方から開く小さな穴(鰓孔)から海水を噴出し、水中を少しは早く移動することができます。

魚を釣る魚

カエルアンコウの最大の特徴は、釣りをする魚というところです。カエルアンコウの頭部には背鰭の一部が変化した「エスカ」と呼ばれる釣竿と疑似餌が備わっています。

小魚を見つけるとカエルアンコウは小魚に向けて釣竿を突き出し、最初は竿を軽く振って見せます。すると竿の先端についた小さなゴカイか小エビの形をした疑似餌がヒラヒラと本物のように動きます。その動きにつられて小魚が近寄ってくると、カエルアンコウは釣竿を激しく振り、疑似餌も激しく動きます。そして、疑似餌に気を取られ近づいてきた小魚を一気に丸呑みして食べてしまいます。その見た目からは想像できないくらいのスピードで、小魚を丸呑みにしてしまいます。時にはじぶんの体よりも大きな獲物を飲み込んでしまうほど大きな口をしており、口からはみ出ていても少しずつ胃で消化しながらゆっくりと飲み込んでいくようです。

水族館でのカエルアンコウ

水族館でも飼育することが多いカエルアンコウですが、餌を生きた小魚にすると水槽に慣れたカエルアンコウはエスカを使って捕食する様子を見せてくれます。しかし、実際に生き餌を用意するのもなかなか大変ですので、細い棒の先に小魚を取り付け、目の前で生きたように動かしてあげると最初はエスカを動かして捕食してくれます。しかし慣れてくるとエスカは動かさないまま捕食するようになり、自然の姿を徐々に忘れてしまうのです。

カエルアンコウを飼育するときは、他の魚と一緒に飼育することはあまりしません。すぐにエスカを振り出して食べてしまうからです。カエルアンコウの水槽には複数のカエルアンコウを入れて、個体ごとの個性をしっかり比べてもらいます。

水族館やダイバーから大人気

魚らしくないその姿と動き回らないことから、写真映えする魚として人気があります。岩と岩の間で胸鰭を使って体を支える様子や、同じ種類でも黄色や黒、白など個体によって色や形が様々なところなど、水槽越しでも海で出会っても写真に収めたくなるのがカエルアンコウです。

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