私はこれまでトップアスリートたちのコンディショニングを食でサポートしてきました。近年は、これら のメソッドをソーシャル向けにリデザインした「コンディショニングめし」で、誰もが美味しく健康でい られる豊かな食インフラの構築を目指して活動しています。この「コンディショニングめし」を「ととラ ボ」の魚(とと)とコラボさせたのが「コンディショニングととサンド」です。
アスリートに限らず、現代人が不足しがちな栄養素の1つが「タンパク質」です。タンパク質源といえば 肉、魚、たまご、乳製品などが主ですが、近年の肉ブームと反比例して消費量が減少の一途を辿っている のが魚介類です。私がアスリートたちのコンディショニングとしても、自分自身の食生活としても心がけ ているのが、1週間のうち、肉よりも魚の食べる回数を増やすことです。実際に肉を魚にシフトしただけで コンディションが良くなった選手たちは多くいます。
ととサンドの基本デザイン
①パン
主な栄養素は糖質です。糖質はエネルギーの源ですが、過剰摂取は血糖値を上昇させ、様々な不調を引き 起こしてしまうので要注意です。糖質が気になる方は糖質オフパンなどに代替できます。
②魚(とと)
タンパク質のほか、良質な脂肪酸やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。タンパク質源として魚の 摂取回数を増やすだけで、手軽でおいしいコンディショニングになります。
③野菜
豊富な食物繊維の他、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどの貴重な供給源です。1950年頃には1日に 20gくらい摂取できていた食物繊維も近年では14gまで減少しています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘 改善のみならず、ストレスケアや良質睡眠、ダイエットや美肌などにも効果があることが分かっています。
④その他 ⑤ソース
ととサンドにプラスαの価値を与えます。それはカラダへの効能であったり、おいしさであったり、時には 彩りによる「映え」であったり… ととサンドにアクセントをつけて飽きにくくしてくれるものです。
ととサンドのメリット
魚がカラダにいいのはわかるけど、パンが食べたい!!魚はお米と食べるものだよね? 実は魚介類はパンとの相性も抜群です。朝食はもちろん、ランチやお弁当、部活やジム帰り、夜食でも積 極的に魚介類を取り入れやすいのがととサンドのうれしい点です。また、食材の組み合わせ方次第ではあ なたのなりたいを叶える「コンディショニングめし」にアレンジできます。
プロフィール
GLOCAL EATs ソーシャルデザイナー 石松 佑梨(いしまつ ゆり)
16年間の管理栄養士経験で2万人以上の食事指導に携わってきました。スポーツ分野ではサッ カー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリート たちの「なりたい」をコンディショニングめしでサポート。現 在は、そのノウハウをソーシャル向けにリデザインし、誰もが おいしく食べて健康になれるヘルスインフラの構築に注力して います。 Instagramで、あなたの「なりたい」を叶えるバーチャル食堂 をオープンしました。 ととのう食堂(@conditioning_meshi)
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