日本さかな検定一級!さかな芸人ハットリさんの「深海生物を200種類食べるまで捕獲した魚介類以外食べないチャレンジ!」その①深海のアイドル、メンダコ編

さかな芸人ハットリ ととナビ

うー大漁!!

ととラボを魚卵(ごらん)の皆様はじめまして!さかな芸人ハットリです!

僕は日本さかな検定の1級をもち、魚をテーマにした替え歌や紙芝居を得意とする水産系ピン芸人です。


難関とされる日本さかな検定に2017年、全国6位の成績で合格しました。

普段から頭に掲げている魚はウスメバル

日本に2人しかいない、本気で頭に魚をつけている大人のうちの1人が僕なのであり鱒(語尾の“ます”“鱒”に変換されるシステムです。読みにくいのは重々承知しており鱒が、そういう設定にしてしまったのでどうかお付き合いくださいませ)。

チャレンジ企画やって鱒

さてさて、よくテレビで芸人さんが無人島でとったものだけでサバイバルをする企画ってあり鱒よね?僕は釣りやアウトドアが好きで、さらに芸人なのでそういう番組に出るのがずっと夢でした。

しかしなかなかオファーがないので、ついにそういった企画を自主的にはじめてしまったのです。それが2014年のこと。

「1ヶ月間、自分で釣った魚しか食べないチャレンジ」という企画を千葉県の館山でスタートさせました。

お米やパンやお肉を絶ち、釣った魚と付け合わせとしての野菜類だけで激痩せしながらの生活となりましたが、チャレンジを通して地元の人々と沢山の繋がりができ、なんとあの「さかなクン」さんとも知り合うことができたのです。そしてもちろん、魚の知識も鱶(フカ)まりました。

そこから「築地で路上ライブをやって投げ銭がわりにもらった魚だけで生きるチャレンジ」「300種類の魚を釣るまで、自分で釣って調理した魚以外、食べないチャレンジ!」という風にシリーズとして企画に挑戦し続けており鱒。


300種類の魚を釣るために北海道から沖縄まで旅をし、長崎県の五島列島では陸から3キロのクエを釣りました。

そして現在僕が挑戦しているのが「深海生物を200種類食べるまで捕獲した魚介類以外食べないチャレンジ!」という企画です。

2020年の11月より、深海魚の聖地、静岡県沼津市戸田の底曳船にお邪魔しながら漁に混じるいろいろな生物を持ち帰っており鱒。


底曳網で漁獲した深海生物の仕分け作業を船上にてお手伝いしており鱒。

緊急事態宣言が出てからは漁に同行はできていないので、各地から深海生物を買ったり取り寄せたりもしつつ、食用にされているものから、漁師さんが「それ食べるのかよ!?」とひいてしまうようなものまで食べてい鱒。

これから何回かにわけて特に印象に残っている深海生物をととラボさんで紹介できればと思い鱒。

まず記念すべき1種類目がこちら!

深海のアイドル、メンダコです!!

可愛らしい耳のようなヒレが特徴的で、水族館でもお土産としてぬいぐるみが売られてることが多く、深海生物に馴染みがなくとも存在はご存知の方が多いのではないでしょうか?

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タコの仲間でありながら墨袋を持たず、ふわふわと漂うように泳ぐその姿はまさに深海の癒し系と言えるでしょう。大変ファンの多い生き物です。

そんなメンダコを

刺身にしてしまいました!

メンダコを食してみた

水族館で活かすことが大変難しいため、生きている姿を見ることはなかなかできないメンダコですが、底曳網自体には割とよくかかり、一度の網に2、3匹いることもあり鱒。

なので深海漁をしている漁師さんや、水族館関係者の方の中には、食べたことがあるという人も割といるのですが、皆様口を揃えて「美味しくない」というのです。

で実際どうだったかというと、正直いって美味しくないです。

体表に独特のツンとくるにおいがあることと、海水を染み込ませた卵白のような食感がなんとも不快です。

ただ、一つ発見がありまして。

内臓を取り出そうと頭の部分を破いたところ、体の中にちゃんと枝分かれした足があることがわかったのです。

卵白のようなドロドロは画像にある足の間の部分であり、白い足だけ切り分けると、割とタコらしく食べることができました。

皆様もメンダコを食べるときの参考に是非ともしてみてくださいませ。

メンダコを実際に食べている動画はこちらから

みんながまずいというメンダコを生の刺身で食べてみた【深海生物チャレンジ】【1/200種類目】

さて、次回は特においしかった深海生物や、逆に食べるのが辛かった深海生物を紹介したいと思い鱒!お楽しみに!

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