せっかく庭があるから、家庭菜園をしてみたいという人はいませんか。もしくは、庭がなくても野菜を育ててみたい、という人もぜひ、家庭菜園に挑戦してみましょう。
野菜は広い庭はもちろん、スペースが狭くてもプランターでも育てることができます。どうしても育てたいけど、ベランダもないという人は部屋の片隅に鉢植えを置いてみるのもいいかもしれません。
初心者でも簡単にでき、場所を選ばず楽しめるのが家庭菜園のいいところです。
育てやすい野菜は?
家庭菜園を始めたばかりの初心者に、いきなり上級者向けの難しい野菜は育てられません。
まずは初心者向けで、土を選ばず過湿や乾燥などに強い野菜を育ててみましょう。少しずつ慣れて、徐々にレベルアップしていくのがおすすめです。
ピーマン・ミニトマト
夏野菜の定番である、ピーマンとミニトマトは初心者向けであるといえます。どんな土質でも割とすくすく育ち、たくさんの実をならせます。
ピーマンは害虫にさえ気を付ければよく、ミニトマトは水のやりすぎに注意しましょう。
カボチャ
カボチャはそれこそ苗を植えたら、後は放っておいても育ちます。前年の種が残っていて、勝手に野生化したカボチャが繁殖することもあるほど生命力の旺盛な野菜です。
大して手間暇かけずに大きくなってくれるので、庭にスペースがあるならぜひ育ててみましょう。
青シソ・ネギ
シソやネギといった薬味系の野菜は、寒さや暑さに強くてどんな地域でも育てられるためおすすめです。また、checkプランター栽培も容易なので、スペースがなくても育てられるのが大きな魅力といえるでしょう。
失敗しないコツは?
初心者でも失敗しないコツは、育てやすい野菜を選ぶ、丈夫な苗を選ぶ、適度な水やりをする、害虫を予防するという4つを守ることです。
育てやすい野菜を選ぶ
育てやすい野菜とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。
まず注目したいのは、暑さにも寒さにもある程度の耐性があることです。
シソやネギなどがそうで、比較的どのような地域でも育てられる野菜です。また臭いが独特であるため、害虫があまり寄ってこないのも、おすすめポイントといえるでしょう。
丈夫な苗を選ぶ
苗を選ぶときに、どれでもいいというわけではありません。
check軸が太く、青々としていて勢いのある苗を選びましょう。
ほかの苗と見比べて、最も元気のいい苗を選ぶことが肝心です。間違っても、害虫や病気の付いている苗は選ばないようにしてください。
適度な水やりをする
水やりは、野菜を育てる過程において最も重要です。野菜によって水がたっぷり必要なものや、あまり水を必要としないものがあります。
ピーマンやネギは比較的水が多めに必要で、トマトは乾燥させるほど、甘く美味しい実がなります。
野菜に適した水やりの頻度を知ることが、成功への第一歩といえるでしょう。
害虫を予防する
野菜にとって害虫は天敵です。害虫が増えてくると、せっかく育てたヤシが収穫前に食べられてしまったり、根元から枯らされてしまったりします。
check害虫を予防するには薬剤を散布するか、防虫ネットでトンネルを作るかします。
植えるのが少量であったりプランターや鉢植えであったりするなら、ホームセンターなどで売っているスプレー式の防虫剤もおすすめです。スペースを取らずに2,3回使用するだけで害虫を防ぐことができるでしょう。
道具をそろえよう
プランターや支柱など、ちょっとした道具が家庭菜園には欠かせません。
初めてであれば、庭があったとしてもまずはプランターから少しずつ、というのもいいのではないでしょうか。
プランターは、さまざまな大きさのものがあるので、野菜に合った大きさのものを選ぶといいでしょう。
また、支柱が櫃硫黄な野菜を育てるなら用意が必要です。
トマトやナス・ピーマンなどの定番野菜は、庭植でもプランターでも支えとなる支柱が必要になります。
もし豆類やゴーヤ・パッションフルーツなどといったつる性の野菜であれば、支柱とネットを合わせて用意し、窓際に立てかけて日差しよけにすることもできます。
プランターに入れる土は、ホームセンターに売られている野菜の培養土を使用するといいでしょう。必要な肥料なども配合されているので、そのまま使えます。
野菜の特徴を知ろう
育てる前には、育てたい野菜の特徴を知っておきましょう。
寒さ・暑さに耐性があるか、過湿がいいか乾燥がいいか、日当たりはどうか、植える時期や収穫までの期間など必要と思われることをある程度知っておくことで、失敗することなく育てることができます。
初心者に必要なのは、知識と基本に忠実であることです。下手にアレンジを加えることなく、育て方の基本にあるように育ててみましょう。
初心者は特にこまめに
初心者だから手のかからない簡単な野菜がいい、という人もいるかもしれません。しかし、手をかけないのと手がかからないのは別の話ではないでしょうか。
初心者だからこそ、しっかり手をかけて育てた野菜は、きっとおいしく感じるはずです。
水やりや害虫予防など、野菜を育てるのは面倒と思うことも多くあります。しかし、だからこそ育って収穫したときの喜びも大きいはずです。
慣れてきたらぜひ、栽培の難しい野菜にも挑戦してみてください。
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