今流行りの『蜜蝋(みつろう)ラップ』とは?メリットや作り方を解説。

蜜蝋ラップ ととじゃないけど

みなさん、こんにちは。

私は愛知県豊田市で養蜂をしております。

本日は『蜜蝋(みつろう)ラップ』についてお話していきます。
蜜蝋ラップはとてもエコで殺菌性もあり素晴らしい商品です。

○蜜蝋ラップとは

蜜蝋ラップとは、布に蜜蝋を塗ったものです

プラスチック製のラップの代わりに使え、サンドウィッチやおにぎりに使ったり、お皿のフタとしても使えます。

そもそも、蜜蝋とは、、、

巣房(六角形の小部屋)をつくるためにミツバチが分泌したろうのことです。働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌されます。
腹部から出た蝋を口と足を使って六角形に整えます。
成分は、蝋の成分、アルコール、炭化水素、脂肪酸でできています。
栄養面では花粉由来のビタミン、鉄分、カルシウムなどミネラル類が豊富です。

○蜜蝋ラップの使い方

1、野菜や果実を包む

今年、イチゴを購入し、蜜蝋ラップに包んでいましたが通常だと3、4日で痛みはじめるイチゴですが、2週間たっても鮮度を保っていました。蜜蝋の殺菌能力そして保湿性に驚きました。

2、サランラップの代用

手で温めると蜜蝋ラップがお皿にフィットします。飲みかけのジュースや残り物の保存に適しています。

○蜜蝋ラップのお手入れ方法

蜜蝋ラップは、水で洗って乾かすだけです。

洗剤は避けてください。洗剤のアルコールで樹脂が溶けてしまうことがあるので使用は避けてください。しつこい汚れには、少量のアルコール不使用の洗剤で洗ってください。洗い終えたら、自然乾燥で大丈夫です。

○蜜蝋ラップを使うメリット1:食品の鮮度を保ちます。

みつばちは蜜蝋ではちみつを保存したり、巣として利用するために作ります。

そのため、雑菌を入れず、雑菌を繁殖させないように塞ぐ効果もあります。 はちみつも殺菌作用あるけれど、蜜蝋の方が殺菌作用が強いのです。そのため、蜜蝋ラップも殺菌効果が優れており、ラップよりも⾷品の結露も防ぐため食品の鮮度を保つ効果があります。

○蜜蝋ラップを使うメリット2:プラスチックを軽減できます

蜜蝋ラップは、プラスチック製のラップの代わりに何度も洗って使うことができます。おおよそ1年ほどは、使用することができます。

蜜蝋は蝋で出来ているため、人間の手の温度で変形できるので、様々な食品を包むこともできます。

最近、スーパーに行ってもプラスチックバック軽減のためビニール袋になっていたり、スターバックスコーヒーは、アイスコーヒーも紙カップで提供されています。多くの企業がプラスチックを減らす運動をしていますね。

使い捨てプラスチックのを減らすことで、生物の生息環境を守るだけでなく、原料となる原油の使用量も削減されます。また、プラスチックの製造過程やリサイクルできないプラスチックの焼却過程で排出される地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減にも繋がります。

まずは、身近なプラスチック製のラップを変えることで環境に関して優しい生活ができるようになります。

○蜜蝋ラップを使うデメリット:中身の確認が難しい

野菜などを包むと中に何が入っているの一目で分かりません。ですので、わざわざ開いてしまわないといけないことも出てきます。

写真は私の家の冷蔵庫です。透明な布が開発されて一目で分かるようになりたいです。

○注意点

蜜蝋は高熱に弱く、60℃以上で溶けてしまいます。電子レンジの使用やお湯で洗うのは避けてください。

避けた方が良い食材はレモンやパイナップルなど強い酸性のもの、生魚や生肉、においが強いものです。

○蜜蝋ラップの作り方

『材料』

・布

・蜜蝋

・アイロン

・クッキングペーパー

『手順』

(1)布を希望のサイズにカットします。

(2)蜜蝋を削って細かくします。

(3)布の上に削った蜜蝋を散りばめます。

(4)クッキングペーパー→布→クッキングペーパーの順に重ねます。

(5)クッキングペーパーの上からアイロンをかけます。

(6)蜜蝋を溶かして布に蜜蝋を染み込ませます。

(7)熱を冷ませて出来上がりです。

いかがでしたでしょうか?
簡単に自宅でも作ることができるので是非、自宅からエコにチャレンジしてみてください。

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