ブリ・ホタルイカと並び富山県の名物として有名な「白えび」。
その特徴や美味しい食べ方などを解説します!
白えびとは?
白えびの読み方は呼称では「しらえび」、富山県では「しろえび」と呼ばれています。
日本の近海にしか生息しておらず、日本では富山湾が漁場(漁期:4月~11月)。日本以外では台湾産が手に入ったりします。
サイズはよく見るバナメイエビよりは小さく、桜えびよりは大きいくらい。
水揚げ直後は薄ピンク色をしていますが、死後白っぽくなることから白えびと名前が付いたそうです。
その薄ピンク色から「富山湾の宝石」と呼ばれています。
普通エビは加熱すると赤くなるのに対して、白えびの身は加熱しても白いまま。
これは餌のプランクトンに赤い色素であるアスタキサンチンが少ないためです。なので一般的なエビより比較的殻や身に含まれるアスタキサンチンも少なめになります。
ちなみにアスタキサンチンは身よりも殻に多く含まれ、抗酸化作用があるのでぜひとも取り入れたい栄養素。白えびはむき身こそ期待できないですが、殻ごと食べることでアスタキサンチンを取り入れることができます。
白えびの加工品
名物としての白えびは生の印象が大きいですが、生での流通は一部。
加工品としては煮干し、釜揚げ、せんべい、酢漬け、塩辛、昆布締めなど色んな加工品があります。
お土産としてラーメンやふりかけ、お菓子などにも使われています。
白えびの美味しい食べ方
鮮度が良ければやはり生で食べるのがおすすめで、お刺身や海鮮丼など、ねっとり甘く噛むたびにえびの旨味を味わえます。
白えびは痛むのがはやい食材ですが、冷凍でお手軽にお刺身を食べることができます。
当ブログでは生の白えびを使ったパスタとサラダのレシピも紹介していますので、こちら↓もご覧ください!
天ぷら・かき揚げもおすすめで、三つ葉などと合わせると最高です。
また、殻ごと食べるなら唐揚げが美味しく、小麦粉や片栗粉をまぶしてカラッと揚げるだけでおつまみにもぴったり。
殻ごと食べることでキチンやカルシウムなど栄養も摂ることが出来、栄養的にも嬉しいですね。
ぜひ作ってみてください!
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