【家庭菜園の知識】キャベツを作ってみた

キャベツ ととじゃないけど

キャベツとは?

キャベツは、アブラナ科の植物です。種まきの時期は中間地ではだいたい2月~3月、6月下旬から8月上旬、9月下旬から12月上旬と、割といつでも蒔ける印象がありますね。

ただし、寒冷地や温暖地では種まきの時期は少しずれます。蒔く時期によってキャベツの種類は違ってきますが、どの種類のキャベツも美味しく、使いやすいのは間違いありません。

栄養豊富なキャベツは、ポトフやサラダ、胡麻和えなどさまざまな料理に使うことができます。しかし、キャベツを育てるには注意が必要です。

今回は、そんな美味しくて使いやすいキャベツを庭の畑で育ててみました。

苗を作ってみた

ポットで苗を作ってから定植すると、作りやすいので今回は苗をポットで育てました。

ポットを用意して種を2~3粒ずつまきます。土はホームセンターなどで売っている、種まき用培養土で構いません。

ポットにまいたらcheck発芽するまで新聞をかぶせて、毎日水やりをしましょう。水は朝にまくのが一番いいです。

ちなみに箱などでまとめて発芽させる方法もありますが、少し大きくなったらすぐにポットに移植しなくてはなりませんし、初めからポットにまいても大して問題はないです。

本葉が出てきたら1本にして、本葉が7枚くらいになったら畑へ定植しましょう

ワンポイント!

種をまいた後に新聞をかぶせるのは、発芽するまでは加湿と保温が大切だからです。寒冷紗やよしずなどでも問題ないですが、新聞紙が用意しやすく経済的なのでおすすめです。

土を作ってみた

まずは土づくりが大切です。我が家の土は、正直あまりよくありません。キャベツだけでなく、どの野菜にもあまり向いているとはいいがたいものがあります。石もゴロゴロでできます。

そんな時は、まずは土づくりから始めましょう。

しっかり耕して、油粕や肥料を入れます。入れる肥料は有機肥料がおすすめです。今回は油粕と水はけをよくするのにピートモス、堆肥を入れました。あとは苦土石灰と化成肥料を入れています。

肥料を入れたらしっかり耕します。

point出来たら2週間ほど置いておきましょう。

植え付けしよう

草取りが面倒な場合は、を作ってマルチを敷きましょう。キャベツは特に青虫が寄ってくる植物です。マルチを敷くと草取りの手間が省けるだけでなく、虫の数も少し少なくなるので我が家では必ずマルチを敷くようにしています。

広めの畝を作ってマルチを敷くと、キャベツの苗を植え付けます。キャベツ母が大きく育つので、間隔は広くとるといいでしょう。できれば50センチから60センチは空けてください。

間隔が狭いと窮屈になってなかなか大きくなれません。

虫よけは必要?

無農薬でなくてもよければ、この時に虫よけの薬剤を散布しましょう。市販の、スプレー式のものが便利です。

check

無農薬だとおいしいし安全と思うかもしれませんが、キャベツは本当に虫が付きやすい植物です。すぐに葉がボロボロになるだけでなく、せっかく収穫したキャベツを切ってみると、中から青虫や青虫の糞が山のように出てきた、などということもあります。

ちなみ、実体験です。鳥肌ものでした。プロの農家であれば別ですが、素人の家庭菜園レベルなら、無農薬はやめておきましょう。

できるだけ回数は少なくするのがベストですが、2日か3回は最低でも虫よけを振るのがおすすめです。

ネットをかぶせよう

苗を植え付けたら、防虫ネットを張りましょう。写真のような感じでしっかり全体を覆うようにします。簡単に外せる留め具を使うと、収穫の時にも全体を外さなくていいので、便利です。

これをしておくと、ある程度虫を退けることができます。

大きくなったら収穫しよう

キャベツの中心あたりを見てみると、まいてきそうではありますが、まだまだ我が家のキャベツはこれからです。葉がかなり大きくなったので、収穫が楽しみです。

しかし、蒔き始める前には一度薬を振っています。アブラナ科は本当に虫が付きやすく青虫はかなり怖いです。

キャベツを植える前にブロッコリーも育てましたが、防虫ネットを取った途端の総攻撃を食らってしまい、葉っぱはあっという間にボロボロにされました。

さらに洗っても洗っても出てくる丸い小さな糞もあります。結局食べる気にならなくて、最後に収穫した小さいものは捨ててしまいました。

防虫ネットは絶対に最後まで残しておきましょう。

豆知識!知っておこう、保存の方法

キャベツを庭で作ったけど、作りすぎてしまったという時は、適切な保存方法を知っておきましょう。

point

冬場は新聞紙にくるんで涼しいところに置いておけば大丈夫です。ほかの季節は、芯をくりぬいて、濡らしたキッチンペーパーを替わりに詰め込み、ビニール袋に入れて野菜室へ仕舞いましょう。

1週間くらいは新鮮に食べられます。

まとめ

キャベツはさまざまな料理に使える、素晴らしい野菜です。栄養も豊富であり、育てるのも特別難しいわけではありません。

虫にさえ注意すれば、庭で育てることができます。

また種類によっては春まき、秋まきがあり、同じ種類をまくのでも種をまく時期をずらすことで、いつでも美味しく食べることができます。

ぜひキャベツづくりにチャレンジしてみてください。

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