ととナビ「みる」の視点からお送りする水族館巡り。
今回はマクセル アクアパーク品川に行ってきましたのでレポートしたいと思います!
アクアパーク品川の特徴「音・光・映像と生きものの融合」
アクアパーク品川は生きものと「音・光・映像」の演出が合わさる最先端の施設。
魚だけじゃなく演出も含めて、コンセプチュアルで写真映えもする幻想的な展示が楽しめます。
水族館好きはより斬新に、生き物に詳しくなくても直感的に楽しめるのがいいですね。
家族連れはもちろん比較的カップルも多めでした。
このおしゃれな空間に品川駅から徒歩約2分というロケーションの良さも相まって、デートに組み込むにはぴったり!
ちなみに2020年11月現在、新型コロナウイルス感染症対策として館内はマスク着用必須、土休日はWEB入場整理券が導入されています。中止中のパフォーマンス・プログラムもございますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
いきなり惹かれる マジカルグラウンド
イマーシブエリア「パターンズ」
1つ目はエントランスの水槽、足を踏み入れた瞬間「わっ!」となるような印象的な空間に一気に惹きつけられます。
壁・床に波のようなパターンが映し出され、不思議な世界観の中ライトアップされた水槽を眺めるのは、最初からめちゃわくわくしました。
パターンは四季等で変わるらしく、何度も来たい空間です。
魚もちょっぴり変わった種類も多く、色などコンセプトで分けられているので見ていて分かりやすく楽しい…。
アトラクションエリア
またなんとアトラクションもあって、イルカなど海の生き物にのれるメリーゴーラウンドや、振り子のように動く海賊船。
団体で行ったりお子さんがいるとわいわい写真を撮ったりもできそうですね。
持ち歩きながらまわれる コーラルカフェバー
マジカルグラウンドを抜けるとカフェバー。
アルコールやソフトドリンク・季節の限定ドリンクもあり、そのまま持ち歩きながら館内をまわることも出来ます。
残念ながら取材時には営業時間を過ぎてしまい購入出来なかったのですが、テーブルのような水槽があったり、持ち歩き可なので魚とおしゃれなドリンクで写真を撮ったり出来そうで、ツボを押さえてるな~と思いました!
神秘的なクラゲの空間 ジェリーフィッシュランブル
きれい…!
カフェバーの次はライトアップされたクラゲの神秘的な空間「ジェリーフィッシュランブル」。
光も音も時間や季節ごとに変わり、大きな空間が鏡面でより壮大に。
異世界に来たかのような綺麗なライトアップにテンション上がる一方で、ゆらゆらとゆっくり漂うクラゲに癒やされます…。
クラゲも多種多様でずっっと見ていても飽きないですし、写真を撮っても楽しいし、ここだけでも行く価値があると思うほどすごい満足感でした。
ザ スタジアムでイルカショー デイバージョン
2階に上がるとイルカショーが行われる「ザ スタジアム」。
季節・イベントごとや昼・夜でも演出の異なるプログラムをみることが出来ます。
この日は「Ler’’’s(レッツ)」というプログラムで、コロナ禍ということなのか観客の掛け声ではなく拍手や手をふることでパフォーマンスが変わるなど工夫を感じました。
アクアパーク品川らしいカラフルなウォーターカーテンや照明、音楽の演出。
かと思えばこの日はあえて音楽をならさず、みんなで静かにイルカの息づかいを聞くようなシーンもあったり。
「ダイナミック」も「かわいい」もあって、思えば学生の頃以来のイルカショーでしたが楽しくあっという間の時間でした。
ショーの時間は時期や土休日・平日によって変わるので、あらかじめ調べていくのがおすすめです。
クマノミやチンアナゴのいるリトルパラダイス
ザ スタジアムから2階を進むととサメやカクレクマノミ、チンアナゴなどが見られるゾーン「リトルパラダイス」。
やはりクマノミやチンアナゴはどこも人気ですね~。
こちらも定期的にテーマが変わるそうです。
アクアパーク品川で特徴的だと思ったのは、魚との距離が近いように感じること。
水槽の作りなのかライトアップなのかは分かりませんが、他の水族館と比べて魚の肌の質感とか、歯の感じとか鱗の様子などすごく距離感が近く、くっきりと目に入ってきました。
時には本当に水槽で隔たれているのか分からなくなるくらい、自分も海の中にいて「え?目の前で泳いでるんだけど…」と感じるシーンが何度もありました!
海中トンネル ワンダーチューブ
続いて目の前や頭上を、エイたちが飛んでいくように通り過ぎる様子が見られる「ワンダーチューブ」。
上からは自然光が差し込み、めちゃくちゃ大きく迫力のあるマンタや、世界で唯一展示されているドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイの1種)などが回遊する様子を見上げることが出来ます。
ずっと観てられるので見上げすぎて首が痛くなるくらい…(笑)。
泳ぎ回る動物たちが見れる ワイルドストリート
ワンダーチューブを抜けるとペンギン、オットセイ、アザラシ、カワウソなどが見られる動物のゾーン「ワイルドストリート」。
結構近い距離で動物たちが泳ぎ回る様子が見られます。
ゴマフアザラシのこの、仰向けに寝ながら泳いでいるような格好はなんか笑っちゃいます(笑)。
本来は屋外のフレンドリースクエアにて、カワウソやオットセイのミニパフォーマンスがあるみたいですが、残念ながら現在は感染症対策で中止になっています。
熱帯の雰囲気を味わえる アクアジャングル
ワイルドストリートから先はジャングルがコンセプトのゾーン「アクアジャングル」。
ピラルクやアロワナなどの淡水魚や、イグアナ、カピバラが展示されています。
何歳になっても生きた化石という言葉には心が踊ります。
ドルフィンパフォーマンス ナイトバージョン
ナイトバージョンでは夜の暗さを生かして、より光と融合したイルカショーが見られます。
季節やテーマで演出は変わると思いますが、昼はスタッフさんが説明してくださったり盛り上げてくださる形体で、夜はMCを入れず次々とパフォーマンスが進む形体で、イルカたち主催の舞台・ミュージカルを見ているかのように感じました!。
この日は「Bright Christmas Party」。ウォーターカーテンやライトアップ、プロジェクションマッピングで彩られた、夜空をイルカが泳いでいるかのような綺羅びやかさがありました。
昼夜でテイストががらっと変わり、でもそれ以上に何度見ても飽きない迫力と愛らしさがあって、スタッフさんがおっしゃっていた「同じショーは決してない」というのがよく分かります。
まとめ
今回3時間半ほど取材の時間を頂いたのですが、イルカショー2回・各展示をじっくりと見てちょうど良い時間でした。一通り観る目安は2時間程度のようです。
アクアパーク品川をメインにプランを建てるならおすすめは、イルカショーのデイバージョン最終の時間に合わせて来館→2時間ほど各フロアを楽しむ→イルカショーのナイトバージョンを観るというスケジュール。
- 時間に合わせて来館イルカショーのデイバージョンを楽しむ
時間を調べて16時前(時期によって変わるかもなので要確認)に来館。2階のザ スタジアムにてショーを楽しむ。
- 1時間半~2時間ほど各展示を楽しむ
個人差はありますが2時間ほどで一通りまわることが出来る。
ショー後・閉館前の混雑を避けるため、ナイトバージョンを見る前にお土産を購入しても◎。※2020年11月現在、館内の導線は一方通行になっていました。1階に戻るには再入場が必要です(再入場は当日なら何度でも可能)。
- 退館前にイルカショーのナイトバージョンを楽しむ
デイバージョンとの違いやナイトバージョンの演出を楽しむ。
ショーの後は観きれなかった展示を見ることも出来る。
ということで、アクアパーク品川のレポートでした!
各水槽、楽しめるようにコンセプトがまとめられているだけじゃなく、さらに光や魅せ方の演出がどれも工夫されていて、めちゃくちゃ満足感の高い展示でした。
デートにもぴったりだしアトラクションや人気の動物もいるのでお子さんも楽しめて、最先端でおしゃれだけれどそこに寄りすぎず、本当に誰でも楽しめるようになっているのがすごいと思いました。
特にライトアップされたクラゲ水槽はずっといられる神秘的な空間で、雰囲気もよく写真を撮っても楽しいし癒やされます。
新幹線が通る品川駅から徒歩約2分というアクセスの良さで、旅行・お出かけに組み込みやすいのも魅力的。ぜひ行ってみてください!
基本情報
ホームページ
www.aqua-park.jp
入園料
おとな(高校生以上) 2,300円、小・中学生 1,200円、幼児(4才以上) 700円
アクセス
品川駅(高輪口)から徒歩約2分
※許可を得て取材・撮影し掲載しております
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