みつばちからの自然の恵。生はちみつが採れるまでを解説!

はちみつ ととじゃないけど

みなさん、初めまして。

私は愛知県豊田市で養蜂をしている「しおり」と申します。

3月から6月の間で蜂を育ててはちみつを採っています。

生はちみつとは??

生はちみつとは、非加熱で何も加えず、天然のはちみつを絞ってそのまま瓶詰めしてるものです。
実はこの生はちみつを作っている業者は日本で5%ほどです!

日本で売られているはちみつは、加熱処理や水あめを足しているものが多いです。

生はちみつはとってもフルーティで花の香りがしっかりしています。

加熱処理すると匂いや栄養素まで壊れてしまいますので、はちみつの効果がなくなってしまいます。生はちみつは採れる時期や場所によって、色や味わいが全く異なりますので自分のお気に入りを見つけることができます!

どうして生はちみつは希少価値が高いのかというと…

生はちみつは大量に生産できないからです。はちみつは蜂が花の蜜を巣に運び、出来上がります。純度と糖度の高いはちみつが採れるのは春のみです。
夏以降にできたはちみつでは、えぐみがあったり、はちみつの糖度が低かったりするので、加熱処理をして匂いや糖度を上げて販売しているので大量に販売することができます。

そして生はちみつは効能が素晴らしいのです!

殺菌作用が高く、ウイルスを殺す役割もありますので、今の時期にピッタリです。

美容ケアとしても使うことができますし、血糖値の上昇を緩やかにしたり、脂肪の合成を抑える働きもあるので料理にもよく合います。

はちみつが採れるまで

はちみつが採れるまでの流れ⇩

まず、2月ごろから巣箱の準備をし、手入れをしていきます

はちみつがたまったところで、遠心分離機にかけはちみつをしぼります。

そして瓶に詰めて完成です!

どんな花からはちみつが採れるのか?

私が住んでいる豊田市での話になりますが、咲く花によって色や味、特徴が異なります

そしてどの商品も同じものは1つとしてないです。そこが生はちみつの良さでもありますね!

はちみつは、種からできていて実がなる花のみ蜜が採れます

球根や実のならない花からは採取できません。チューリップや紫陽花などは蜜が採れないのです。

私たちは、3月下旬から6月上旬に咲く花のはちみつを採っています。

季節ごとに蜜が採れる花を順番に並べ、特徴を書いてみました。

ソメイヨシノは実を作らないので蜜が取れないですが山桜しだれ桜ははちみつがとれます。
私は愛知県豊田市の猿投山という場所で山桜の蜜を採取しています。透明な蜜が採れます。

菜の花

菜の花は味が濃厚ですが、少し固まりやすい特徴があります。

愛知県豊田市は桃の名産地です!桃が入った蜜は本当にフルーティで桃の甘味が感じることができます。

アカシア

とても人気がある蜜です。癖のない何にでも合う蜂蜜です。

豊田市は梨の名産でもあります。これもフルーティで爽やかな味わいです。

どんぐりや栗の花

味に深みがあり、色が濃いのが特徴です。色が濃いと鉄分が豊富です!

他のはちみつ業者はそれ以降の花も採りますが、私たちはここではちみつ採取はストップします。
他の草花からでも蜜は取れますが、ネギや玉ねぎ、ニンニクなどの花から採取される蜜は臭くて食べられなかったり、糖度が低く加熱処理をしなければならないからです。

通常はこの順番で咲きますが、今年は桜と桃と梨が一緒の時期に咲きました。

最近は気温や天候が狂ってきているので採れる時期が異なることもあります。

このように、はちみつは蜂からの自然の恵みによって採れるものです。
ぜひ一度生はちみつをお試しください!

純粋100%の国産はちみつ通販サイト
国産・非加熱・純粋100%はちみつ販売サイト。愛知県豊田市にてひとつひとつ丁寧に作っています。本物のはちみつを是非ご賞味ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました