古代エジプト人が実証済み。天然生はちみつは腐りません!

ミツバチ ととじゃないけど

みなさんこんにちは、養蜂家のしおりです。
私は愛知県で養蜂をしています。

実は先日友達に「生はちみつを売ってるよ!」と話したところ、「はちみつって加熱して売らなくても大丈夫?腐らないの?」と質問をいただきました。
その答えは、「生はちみつ」は腐りません!
古代エジプト人はミイラ造りの防腐剤としてはちみつを使用していました。また、1913年に、3300年前の古代エジプトの遺跡から腐っていないはちみつが発見された、ということがあってから世界中ではちみつは腐らない食材だと知られるようになりました。

誰がはちみつが腐っていないかチェックしたのでしょうか?自分が考古学博士でも腐っていないかチェックするには勇気がいりますね><
実はこの間、養蜂を始めた8年前のはちみつを舐めました。少し勇気が入りましたが、味や風味、色は少し変化しましたが全く酸化しておらず驚きました!

さて、本題にいきます。

きちんと密閉された、はちみつは腐りません。どうしてでしょうか?

それは純粋生はちみつは糖度が高く、細菌や微生物が入り込んでも、水分を吸い取って糖分が勝ってしまうため、カビや細菌が繁殖できないのです。
今年生産されたものでも3300年後も腐っていないかもしれません!!
実は先日養蜂を始めた8年前のはちみつを食べました。
風味は落ちていたものの、美味しく食べることができました。
そして、はちみつには強い殺菌力があります
その成分は、グルコン酸という医療現場で傷口の消毒、医療用具の消毒にも使われている物質と、消毒薬としても使われるオキシドールの成分を含む強い殺菌作用の過酸化水素が含まれています。

加熱や加糖されているはちみつには期待すべき効果効能はありません。市販のはちみつでは、水飴や加熱処理がされている場合があります。加工されているはちみつや食べかすなどが入ってしまったはちみつは、腐りますのでご注意ください。
はちみつは保存状態が良ければ、風味を落とさず保存することもできます。
まず、1番はちみつの保存で大切なことは「常温」ということです。たまに友人の家に遊びにいくとキンキンに冷えたはちみつを発見します。それだけはやめてください。
なぜならはちみつは15度以下で白く結晶化してしまいます。冬であれば室内でも結
晶化されてしまいます。

はちみつは、ブドウ糖と果糖からできており、蜜を採取する花によってその比率は異なります。一般的に、ブドウ糖が多いほど、結晶化しやすくなります。ちなみに、菜の花の蜜からできたはちみつはすごい美味しいのですが固まりやすいのです、毎年販売を悩みます。。。
結晶化しても元の状態に戻りますので安心してください。結晶化したはちみつを元に戻す方法として、1番よく知られている方法は湯煎です。
お湯(45℃)を用意し、容器のフタをとったはちみつを容器ごと入れます。この時注意したいのが必ず、55度以下の温度で湯煎してください。それ以上の温度であれば、はちみつの成分が壊れてしまいます。
はちみつの酵素は50℃以上で失われ、その他のはちみつの栄養素も60℃以上からは影響が出てしまいます。またはちみつを加熱してしまうことで、ハチミツ本来の風味も損なわれてしまいます。生はちみつを購入したのに自分で加熱はちみつにしてしまうという悲劇につながってしまいます。
最近、私は冷温庫やヨーグルトメーカーに入れて42度を5時間設定してゆっくり溶かしています。
また、はちみつは熱に弱いので、直射日光を避けてください。陶器の器のような熱を遮断する容器に入れておくことをお勧めします。
振動を加えることもはちみつが結晶化しやすくなる原因と言われています。
結晶化させて溶かしてを繰り返すと風味が損なわれてしまうので、気をつけて保存しましょう!
私の1番のおすすめは、早く食べることです!
年数が経つと色や匂い味わいが失われていきますのでお早めに食べてください。

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