【家庭菜園の知識】初心者にも育てやすい野菜の種類について

初めて家庭菜園をするときには、どんな野菜であれば育てやすいのかが気になるところです。

もちろん食べたい野菜を育てるのが一番ですが、食べたい野菜が家庭菜園初心者には難易度が高すぎる、という場合もあります。

まずは簡単に育てられる野菜からチャレンジするのが、おすすめです。

育てやすい野菜と育てにくい野菜がある

育てやすい野菜は、手をほとんどかけることなく勝手に大きくなってくれる野菜です。

また、病害虫にも強く、ほぼ失敗することがありません。

育てにくい野菜とは管理が面倒な野菜のことであり、土壌づくりから水やり、追肥などこまごまとした管理が必要になります。

check家庭菜園の初心者であれば、まずは育てやすい野菜の種類を知っておきましょう。

おすすめの野菜①豆類

簡単に育てられる野菜といえば、豆でしょう。

もちろんすべての豆が簡単というわけではなく、そら豆などは比較的難しいです。私も初めて作った時は失敗しました。

特にインゲン豆はすさまじく、草取りもせずに種をまいただけで放置していたのが、ぐんぐん育ってしっかり収穫できるまでになりました。

ただし、豆類を育てる時には、一つだけ注意点があります。それがcheck鳩などの鳥です。

おすすめの野菜②水菜

植えっぱなしで放っておいてもぐんぐん大きくなるのが、水菜です。

草取りが面倒であれば、畝に穴あきマルチを敷きましょう。これでほぼ手間いらずです。アブラナ科の野菜の割には、病害虫も少なく、そこまで警戒する必要もありません。

また、間引き菜の小さいものからサラダなどに入れて食べることもできるので、無駄も出ないでしょう。ぜひ一度、育ててみてください。

おすすめの野菜③ラディッシュ

二十日大根とも呼ばれるラディッシュは、小さくて彩もよくサラダなどに入れて食べるとおいしい野菜です。

名前の通りに二十日ほどでできるのがいいところで、check地植えでもプランターでも簡単に育てられるために家庭菜園初心者にはおすすめです。

さらに魅力的なのは、大きなスペースが必要ないというところです。

小さくてもビタミンが多く含まれた栄養豊富な野菜絵あるため、ぜひ育ててみてください。

おすすめの野菜④サツマイモ

サツマイモは苗を植えた後は、ほったらかしにしておいても簡単に育つ野菜です。

大きめの栽培スペースが必要なのが問題といえますが、スペースさえ確保できるなら後は特に手をかけなくても大きくなってくれます。

さまざまな品種があるので、自分に合った品種を選ぶといいでしょう。

おすすめの野菜⑤ししとう

ししとうはピーマンに似た、ピーマンよりも小さい実がなる野菜です。唐辛子にも似ていますが、基本的には辛みはありません。

ただもともとは唐辛子と同じ仲間とのことで、まれにものすごく辛い実があるので、食べる時には注意しましょう。

check2株も植えれば、食べきれないほどの実がなります。我が家は1株しか植えませんでしたが、もう十分、と悲鳴を上げそうなくらい次から次へと実がなりました。

家庭菜園の注意点

育てやすい野菜は、ほかにもたくさんあります。カボチャやジャガイモ、リーフレタスなど、どれも初心者向きの野菜であり定番の万能野菜でもあります。

しかし、育てやすい定番野菜にも、いくつかの注意点があるのでご紹介します。

注意点①土壌づくり

基本的に酸性に弱い野菜が多いため、植える前に畑には苦土石灰をまいておくのがおすすめです。

苦土石灰をまいてよくなじませてから、野菜の種や苗を植えるようにしましょう。

check大体苦土石灰をまいてから2週間が目安です。

ちなみに畑にまく肥料は生や未熟なものはやめて、しっかりと完熟しているものを使用しましょう。未熟な堆肥は、野菜にとって良い影響はありません。

注意点②防虫

やはり野菜ですから、虫よけを常に考えなくてはなりません。

特にピーマンやなすびは、アブラムシやてんとう虫などの害虫が寄ってきやすい野菜です。美味しい野菜を収穫するためにも、常に防虫を心がけましょう。

また、虫だけでなく病気も恐ろしいものです。植物の病気にも十分注意しましょう。

まとめ

家庭菜園は初めて、という人ほど分厚い家庭菜園の本を読んでいるのをよく見かけます。

しかし、本による知識も大切ですが、家庭菜園はまず挑戦してみてください。

とりあえず植えてみよう、の精神で全く問題がありません。失敗しても、その失敗を次に生かせるように工夫してみましょう。