西京みそは、京都で造られる白みそです。熟成期間の短いため、白色をしています。また米麹の割合が多く、甘みが強いのが特徴です。西京漬けは、西京みそにみりんや酒を加え、そこに魚や肉を漬けこみます。今回は、春を告げる鰆（サワラ）を漬けて、焼いてみましょう。
ととのいポイント
消化吸収のいいサワラとみその組み合わせです。疲れている人や虚弱体質の人には、とくにおすすめします。
サワラなどの白身魚は、血を補って胃を温め、気の巡りや水分代謝を良くするものです。発酵食品であるみそは、栄養価の高い大豆の消化性を高め、効率的な栄養補給につなげられます。
材料
・サワラ切り身 2切
・みそ床（西京みそ 200g、酒 大さじ1、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1）
作り方
① みそ床の材料を合わせる。※みそ床は、繰り返し使えます
② サワラに塩をふり、出てきた水分は拭き取る。
③ ①に②を一日、漬け込む。
④ ③のみそをしっかり拭って、グリルやオーブントースター（ごく弱火）で焼く。
焼き目がついたら裏返し、同じように焼く。
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