おいしくとと(魚)のう〝ととのいみそ汁〟

管理栄養士日記

新米のお供は数あれど、絶対に外せないのが味噌汁ではないでしょうか。
お出汁にみそをといた、あったかいみそ汁。
ここでは、とと(魚)をプラスして、お米に不足する栄養素も補いましょう。

いりこだしだからおいしい〝だご汁〟

だご汁は熊本県の郷土料理です。小麦粉をこねて作っただご(団子)と鶏肉、人参、かぼちゃ、きのこ、ねぎなどが入った具沢山の味噌汁です。かぼちゃやさつまいもを入れることが多く、甘味のある味噌汁に仕上がります。また、団子を別ゆでせず、そのまま出汁でゆでるため、汁にとろみがつきます。

だご汁のお出汁はかつおや昆布ではなく、いりこ。これはゆずれません。自宅で作るときは、栄養満点ないりこを取り除かないことも。子供この頃はこれが嫌でした笑 ……が、だしをとりおわったいりこも栄養満点。良質なタンパク質カルシウムの供給源ですね。

〝もずくのかきたまみそ汁〟

わかめやとろろ昆布、切り昆布、海苔、あおさ、ひじき… 様々な海藻の味噌汁がありますが、もずくの味噌汁もおいしいです。ポイントはあまり火を通しすぎないこと。みそを溶いた後にもずくを加えたら、すばやく溶き卵を流し入れて、ふわふわのかきたま汁に仕上げましょう。

もずくは、卵の栄養に不足する水溶性食物繊維が多く含まれています。ビタミンCが不足するので、ねぎも足したいですね。白菜や大根にもビタミンCが多く含まれています。

〝いわしつみれのみそ汁〟

いわしのすり身に生姜をたっぷり加えて、つみれにします。粗めに叩いたいわしつみれもおいしいですよ。組み合わせたい具材は、ごぼうとねぎ。ここでは、たっぷりの白髪ねぎと組み合わせました。

いわしは、良質なタンパク質脂質を含む青魚。特に体内で合成できないオメガ3系脂肪酸の貴重な供給源です。ただし、オメガ3系脂肪酸は酸化しやすく劣化しやすいという特徴があります。いわしは身が柔らかいため、包丁を使わなくても手捌きできますので、丸ごと買って来て食べる直前に調理することで、酸化を防ぐこともできるのです。

ぜひ、お試しください!

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