【序文】
当記事をご覧くださりありがとうございます、脱出ゲーム「魚籠~とある魚屋からの脱出~」の開発全般を担当させていただきました羽稲まをと申します。
こちらの記事は「魚籠~とある魚屋からの脱出~」開発後記 Part.3 の続きとなっております。前回までの記事をまだご覧になっていないという方は、Part.1~3を読んだ後にこちらを読んでいただけると、より一層楽しんでもらえると思いますので、是非Part.1~3も併せてご覧ください!
最終回となる今回では、今作の制作についてを振り返りつつ、反省点やそれを踏まえて羽稲が今後やっていきたいことについても少しお話させていただけたらなと思います。
では、「魚籠~とある魚屋からの脱出~」開発後記 Part.4 本編に入ります、どうぞ!
【制作で楽しかったこと】
今回は謎解きがメインの脱出ゲームの制作だったので、やっぱり謎解きのロジックを考えているときが苦悩も多々ありましたが一番楽しかったです。
また、今作はテーマに“魚”がありましたので、しっかりと脱出のギミックとしての謎になるよう”魚”の要素を盛り込まないといけないうえ、”魚”を取り扱っているととらぼさんからのリリースですので、謎に使用する知識に間違いが無いよう念入りに下調べをしながら制作を行いました。
その上、脱出ゲームという性質的にあんまりプレイヤーの皆さんの知識だけで解けてしまうことを極力避けたかったのもあり、簡単すぎず、でも難しすぎてもいけないという絶妙なラインでの謎制作は本当に難しく、ロジックが上手く噛み合った時には思わずガッツポーズをするほど喜んでました(笑)
また、アクションギミックの方でもできる限り”魚”に関連した要素を取り入れるように色々考えて実装しましたので、楽しんでいただけると嬉しいです!
【今回の制作を経て学んだこと、今後の制作でやりたいこと】
今回の制作では企画段階からゲームの開発、そしてリリースまでの流れを実際にすべてを実践することができ、本当に良い経験をさせていただきました。
これまでは学生時代の課題制作や個人での趣味的な制作がほとんどでしたので、こうやってお仕事としてのゲーム開発に携わらせていただけるのはとても光栄でした!
ですが一方、初めてのお仕事での制作で自身の未熟さにより、お二方には大変なご迷惑をおかけしてしまったこともあり、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでもあります。
基本的なことではありますが、体調管理やスケジュール管理はもとより、自身ができることをしっかりと精査し、少しでも状況的にも難しいと感じた場合には、その都度先方がたと連携を取りつつ、柔軟に内容や方針を変えながらの制作を行っていきたいなと思いました。
もちろん今回改めて知ることができた自身の弱点もありましたので、それらの克服のための勉強も今後の課題として頑張っていきたいです。
【最後に】
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
ブログの執筆は初挑戦だったのですが、制作中のことを振り返りながらあれもこれもと書き連ねていると、気づけば予定していた倍ぐらいの長さの記事になってしまいました(笑)
ゲーム制作にしろ、ブログにしろ、初めてのことばかりで至らぬ点も見受けられるかと思いますが、自分なりに精一杯思いを込めて挑ませていただいた作品ですので、是非とも楽しんで遊んでくださりますと幸いです!
profile 羽稲 まを (はいね まを)
フリーゲームデザイナー
専門学校時代、ゲームデザイナーを志すも周りに絵を描ける人材がいなかったため
独学でイラストを勉強、絵も描けるゲームデザイナーとして重宝された。
道半ばで「自分、デザイン関連の方が向いてるのでは?」と、ウェブデザイナーを志し
またも独学で「ウェブデザイン技能士」を会得するも、大事故に遭い九死に一生を得る。
現在はフリーゲームデザイナーとして活動中、お仕事ください!!
Twitter:hainemawo400
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