漁師と漁業

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ととナビ⑥漁師と漁業

こんにちは、お魚の豆知識や雑学をお届けする「ととナビ」です!
今回は「漁師と漁業」というテーマで、「漁業の種類」「日本の漁業の今とこれから」についてご紹介します。

漁業の種類

前回までの動画では市場の仕組みや魚の目利きについてご紹介してきました。
今回は最前線で私たちの食を支えている漁師さんのお仕事についてお話ししていこうと思います。

漁師さんのお仕事は、ざっくり言うと川や海で海産物を獲ることです。
一口に海産物を獲ると言ってもその仕事内容は幅が広く、漁場や漁業の種類によって仕事の内容は違ってきます。
さて、ここで質問です!中学校で習う3つの〇〇漁業を思い出せるでしょうか?

ヒントは”海の領域”です。

それは、200海里水域と呼ばれる海域で、領海を含めた370kmの範囲の海を指し、沿岸国はこの範囲にある海産物などの資源を自由に得ることができます。
海に囲まれた島国ニッポンにとってはとてもありがた〜い海域ですね。

そしてこの200海里水域の外で行われるのが、遠洋漁業
漁師さんたちは船の上で50日から1年と長期間を過ごし、私たちの大好物マグロやカツオ、イカなどをどっさりと持ち帰ってきます。

次に200海里水域の内側で行われる、沖合漁業。日本の漁獲量の半分以上を占めていて、アジ、サバ、サンマ、エビ、カニなど食卓でお馴染みのととを獲ります。狙うととの種類や漁業の方法によって、日帰りだったり1か月だったりと海に出ている期間はバラバラです。

そして最後に沿岸部で行われる沿岸漁業
漁師さんの8割以上がこの漁業をしています。
多種多様な魚を狙うので、漁業の方法も伝統的なものが多く様々です。
定置網漁やタコツボ漁などはどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
ととをいけすなどで育ててから獲る養殖業も沿岸漁業に含まれます。沿岸漁業は基本日帰りで行われます。

このように”漁”と一口で言っても、いろんな漁があり、漁師さんにもいろんなお仕事があるのですね。

日本の漁業の今とこれから

ここからは、そんな日本の漁業の今とこれからについてお話しします。
近年はいろんな場面で高齢化という言葉を耳にしますよね。
漁業でも高齢化が進んでいるのでは…?と思いきや、最近は若い漁業者の割合が増えつつあるそうです。
なんと毎年2000人ほどが漁業に携わろうと身を転じ、そのうちの3分の2が若い世代ということで、意外に思った方もいるのではないでしょうか。
自由な生き方、働き方を選ぶ今の時代に、漁業の魅力を感じるという人も少なくないようです。

日本は海に囲まれ、海流がぶつかり合う海産物の資源が豊かな国です。
しかし、ととが生きられる環境を人の手で守っていかなければ、そのうちととの住める環境が崩れていき、海の資源は減っていってしまいます。

そのため、世代に関係なく、自分たちの地域資源を守ろうと地域の海に関心を持ち、地域ごとにみんなで知恵を集めて管理をすることは、未来の資源を守るためにとても重要なことだと言えますね。

また、「魚食文化」も日本の大切な文化のひとつと言えます。前回までの動画でもご紹介した「加工技術」や「目利き」、今回の動画でお伝えした「漁業の方法」も長い歴史の中で変化しながら受け継がれてきた文化の一部です。


日本の漁業について少し詳しくなること、目利きをしてご自身でととを選ぶこと、おいしくととをいただくこと、そんな些細なことが日本の魚食文化を継承していく上でとても大切なことです。

今回の動画をご覧になったみなさんには、ととをもっと好きになってもらえたら嬉しいです!

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