キンメダイの特徴
キンメダイは伊豆の代表的な魚です。
左右に押し潰したようなフォルムで身体が赤いです。
そして、眼は大きく金色に光っています。
光の少ない深海で暮らしているがゆえに、大きな眼になったと言われています。
キンメダイは地中海、大西洋、インド洋、大西洋など世界各地に生息しています。
日本では釧路沖以南に住んでいて、成魚は、沖合の岩礁域の水深200~800メートルくらいのところにいます。
7~9月頃が産卵期。
1年で9~16センチ、3年で25~30センチ、6年で40センチ程度にまで成長し、最終的な全長は60センチほどとなります。
キンメダイの中には「腹びれ・背びれの第一軟条が長い個体」がいますが、これらは幼魚であり、「糸引きキンメ」という通称があります。
漁獲方法のメインは「底引き網」や「立縄釣り」などです。
築地市場には、千葉県、高知県、静岡県などから一年中入ってきますし、
ニュージーランド等からの輸入も行われています。
キンメダイの美味しい食べ方
キンメダイの旬は冬です。
身が柔らかく、「さっぱりしつつ、脂が乗っている」という特徴があるため、鍋物や煮つけが人気です。また、新鮮であれば刺身も。
加工品としては、干物(開き干し)、かす漬け、味噌漬けなどがあります。
コメント