ポルトガルの〝魚の缶詰〟が可愛すぎる!

管理栄養士日記

海に面したポルトガルは、古くから漁業が盛んで、魚介類を使った料理が食文化に深く根付いています。そのため魚の保存食も発達してきました。タラを塩漬けして干したバカリャウのほか、イワシやタコ、貝類などの缶詰に加工することで長期保存が可能です。

そんなポルトガルの缶詰が、とにかくとにかく可愛いのです!

缶詰はどこで買えるの?

缶詰は、ポルトやリスボンの街中どこでも手に入ります。
大きなアミューズメントパークのような缶詰専門店も多くあります。
スーパーマーケットやデパート、市場やセレクトショップや雑貨屋さんでも取り扱いがあるほどです。

缶詰専門店

ポルトガルの街中には、缶詰専門店が多くあります。
一見、ポップなおもちゃ屋さんのようですが、店内にある商品はすべて缶詰です。
実際、一緒にいた6歳の甥っ子はおもちゃ屋さんと勘違いして、足早に店内に入って行きました。

カラフルな色使いや個性的なイラスト、おしゃれなデザインのパッケージは缶詰とは思えません。
壁にも隙間なく、様々な缶詰が並んでおり、見ているだけでワクワクします。

スーパーマーケットの缶詰売り場

スーパーマーケットにも缶詰がズラリと並びます。
缶詰売り場がどこまでも続いている様子は、ぜひこちらは動画でご覧ください。圧巻の数ですよ!

市場の缶詰屋さん

こちらはリニューアルされたばかりのボリャン市場
缶詰屋さんが4〜5軒ほどありました。お土産にもぴったりです。

雑貨屋さん

おしゃれな雑貨屋さんでも、缶詰の取り扱いがあります。
なんとも素敵な包み紙で、雑貨と並んでいても全く違和感はありません。

缶詰にはどんな種類があるの?

魚介類の缶詰ばかりで、肉や豆、野菜類の缶詰はあまり見かけなかったように思います。
魚介類といっても日本で定番のサバ、ツナ、イワシだけでなく、貝やエビ、タコ……と
バラエティに富んでいます。

私は、自分へのお土産にバカリャウの缶詰を買いました。
それにしても、いちいちパッケージが可愛い! 思わずパケ買いしそうになりますよ。

1.魚の缶詰

日本同様、ツナやサバ缶もありますが、一番多いのはイワシの缶詰
いわゆるオイルサーディンです。そのほか、バカリャウやサーモン、サヨリの缶詰もありました。

2.貝の缶詰

ムール貝やマテ貝、ホタテ、牡蠣、アサリ、ハマグリなどの缶詰がありました。
同じシリーズの缶詰でも、食材によって価格がずいぶん異なります

3.タコ、イカ、エビの缶詰

ポルトガルのタコは、なんといっても柔らかいのが特徴です。
小さなイカが丸ごと入っている缶詰もあります。オイル煮のほか、トマト煮やレモン煮もおすすめです。

そんなポルトガル料理を手軽に楽しめるのが缶詰のいいところ。ポルトガルの缶詰をおつまみにして、冷たいヴィーニョ・ヴェルデと合わせれば、日本でも手軽にポルトガル気分を味わえます。
別名緑のワインと言われるヴィーニョ・ヴェルデ(※実際は産地の名前です)は、若いぶどうを使ったアルコール度数低めの白ワインです。ワインによっては微発泡のものもあります。
すっきりした飲み口で、ごくごくと、夏の乾いた喉を潤してくれます。

ポルトガル、再び〝整い〟に訪れたい国です。

プロフィール

GLOCAL EATs 
ソーシャルデザイナー 石松 佑梨(いしまつ ゆり)
サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートの専属管理栄養士として食トレを提供する。次代を担うジュニアアスリートの食育にも力を入れる。近年では雑誌や商品、レストランなどの栄養監修に携わる一方で、絵本作家としての活動に注力している。

著書:過去最強のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー(かんき出版)
インスタグラム:personal_curry
ホームページ:https://glocaleats.recipee.net

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