こんにちは!愛知県豊田市で養蜂をしている「しおり」です。
みなさんは「はちみつ大根」って知っていますか?TwitterやInstagramなどのSNSで紹介されているのを見つけた方もいるかもしれません。
風邪やのどの痛みには、「はちみつ大根」という特別なレシピがあります。はちみつと大根一緒に摂ることでとても良い効果をもたらしてくれます。
冬になると、鼻水、喉の痛み、頭痛がやってきます。
数年前から新型コロナウイルスの拡大で、喉の痛みは決して侮れないものとなりました。はちみつは、喉の痛みを和らげること、そして予防するために力を貸してくれます。
(1)はちみつ大根のレシピ
1 大根を細切りにします。
2 瓶に入れ、はちみつを入れて放置します。3時間後にはハチミツと融合して、シロップ状の効能のある万能薬になります。
3 放置している間に、大根からどんどん水分が流れ出て、天然のシロップができます。
4 置いておくと大根が小さくなり、漬物のようにシャキシャキとした食感になります。
(2)はちみつ大根の飲み方
小さじ2~3杯程度をスプーンですくい、大根からでたエキスと蜂蜜が混ざったシロップを飲んでください。
濃いと感じる人は、お湯で割って飲んでも冷やして飲んでもOKです。
お湯で割ると、寒い日でも体が温まりまり、レモン汁やレモンのスライスを入れても風味が増して美味しいくなります。
point はちみつにレモンの輪切りを数枚入れると、喉だけでなく、風邪の他の症状にも効果があります。
冷蔵庫で保存すれば、1週間ほど日持ちします。
では、どうしてはちみつと大根の組み合わせが良いのでしょうか?
はちみつには喉の炎症を鎮める効果があり、大根には抗菌作用があるとも言われています。もう少し詳しくみていきたいと思います。
(3)大根について
大根はビタミンCが豊富で、粘液を溶かす酵素も豊富に含まれているそうです。しかも生、炒める、煮物などのどんな食べ方でも自由自在なのが大根の特徴です。
また冬になると大根はかなり安く手に入れることができます。大根が大きくて無駄にしてしまうという方は、スーパーで小さめにカットされたものも売られています。
大根の味は、使う部位によって変わります。point 上部は甘く、下部は辛くなります。
なぜかというと、上の方が水分が多いからです。
また甘い大根を選びたい人は、肉厚でボコボコしていないものを選びましょう。
(4)はちみつについて
はちみつは添加物がないものを選びましょう。
少し高価ですが、マヌカハニーは他の種類のハチミツよりも抗菌作用が高いので効果的です。
もしくは非加熱のはちみつを使用してください。
加熱してあるはちみつは安価に手に入りますが、効能がなくなっています。
はちみつを使った治療薬はたくさんあり、特に子供たちの喉の荒れを緩和してくれます。
また、はちみつを風邪の時に摂取することで、睡眠にも効果が生まれます。
目が覚めるのは、脳内のグリコーゲンが不足し、腎臓からアドレナリンやコルチゾールが放出され、目が覚めてしまうからという研究報告があります。
はちみつはグリコーゲンを含んでいるので、寝る前に飲むと、アドレナリンを低下させ、寝つきをよくすることができます。体がしんどくて眠れない時にぴったりの食材です。
(5)トルコ風はちみつ大根とは?
トルコでも伝統的な治療法として、はちみつ大根を病気の時に食べます。
しかし、トルコは黒大根〝カラ・トゥルプ(Kara turp)〟とはちみつの組み合わせで作られます。
普通の大根と比べて、かなり苦味が強いそうです。黒大根はスライスしてサラダにしたり、煮物にしたりします。
また他の国でははちみつ玉ねぎが一般的な地域もあるそうです。
(6)注意点は?
医師は、妊娠中や授乳中の女性がこれを飲むと悪影響があるかもしれないと警告しています。
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