ウニ(雲丹)とは?基本的な知識と美味しい食べ方なども解説!

ととナビ

お寿司などで見るものの、やはりどこか特別感のあるウニ(雲丹)。今回はそんなウニ(雲丹)について、基本的な知識と美味しい食べ方なども解説していきます!

ウニ(雲丹)とは?ウニの基本的な知識

Q:貝なの? A:棘皮動物です

ウニと言えばどんな生物なのかなかなか謎。殻の中を食べるというイメージから貝を想像しますが、棘皮動物(きょくひどうぶつ)という分類になります。棘皮動物にはウニの他、ヒトデやナマコなどが属します。

なんだか一般的には生態がよく分からない生物たちですね!

棘皮動物の特徴は星のような放射状の体の形や、体が棘や殻で覆われているなど。イメージの通り、他の生物ではなかなか見られない変わった特徴を持っています。

食べてるのはウニの何なの?

我々が食べているあの黄色いところは、ウニの生殖腺です。つまりは卵巣や精巣で、判別は目視では難しく、一般的に混ざったものが販売されているようです。

ちなみに栄養はビタミンEや葉酸が多く含まれ、たんぱく質も豊富に摂ることができます。

普段食べるウニの種類

普段自分たちがお寿司屋さんなどで食べているウニの種類は、

  • バフンウニ
  • エゾバフンウニ
  • アカウニ
  • キタムラサキウニ
  • ムラサキウニ

やはりそれぞれ味の違いもあるそうで、違いが分かる人間になりたいものです。

聞き馴染みのあるのは「バフンウニ」や「ムラサキウニ」ですね!

ミョウバンってなんのため?

ミョウバン不使用の生うに

よく聞くのは「ミョウバンが入っているからあまり美味しくない」や「一度ミョウバン不使用のものを食べてみてほしい!」など、ミョウバンはなんのために使われるのでしょうか?

答えは市販のものでは流通に時間がかかるため、形を保ったり保存状態をよくするために使われています。ウニはそのままだと溶けやすく、時間が経つとどろっとしちゃいます。

品質が安定する一方で、多く使われるとやはり味の面では独特の渋みがついてしまい、ミョウバン不使用のものと食べ比べてみると一目(一味?)瞭然。

ただし品質を落とさずに流通する工夫であることは確かで、そして適切にミョウバンが使われたウニはちゃんと美味しいんだとか。

このミョウバンのイメージからか、ミョウバンのかわりに海水ほどの塩水に詰めた「塩水うに」が徐々に耳に入るようになりましたね!

色んなウニの加工品

ウニは生だけでなく、加工品としてもたくさんの商品が発売されています。

  • ウニの瓶詰め
  • 雲丹醤油
  • ウニ味噌

などなど。特にウニの瓶詰めは色んなバリエーションがあり、お手軽にご飯のおともとしてウニの風味を楽しめていいですね。雲丹醤油もパスタソースにしたり、色んな料理に使えて便利そうですね。

ウニの美味しい食べ方

まずはウニ丼、シンプルからアレンジまで

生うにはやはり、まずはウニ丼。ご飯に刻み海苔を軽く敷いて、うにをのせて完成。お好みで醤油を少し垂らして、わさびもお好みで添えると最高です。

ホタテなど他の海鮮と合わせても豪勢ですね。イクラと合わせたいわゆる「痛風丼」なんて、罪悪感も相まって至福の時間です。

そしておすすめなのが、少しだけウニを残してご飯を足し、卵を割り入れ卵かけご飯にすること。普段の卵かけご飯にウニの甘みが広がり、少しとは思えない満足感があります!

ウニクリームパスタ

続いてウニクリームパスタ。生クリームを煮詰めてうにを溶かし、小分けになっているトマトペーストを加えて塩で味を調えパスタと絡め、一部取っておいたウニをトッピング。

濃厚なウニの風味が広がるパスタで、せっかくのウニなのでシンプルに仕上げるとグッドです。ぜひ作ってみてください!

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