メジナの特徴
新潟県・房総半島~鹿児島、香港、中国福建省、台湾、朝鮮半島沿岸などに生息しています。
沿岸の岩礁で暮らしています。
磯魚の代表格であると言えるでしょう。
卵円形の体で、左右に押し潰されたような形をした個体が多いです。
背側も腹側も青黒色なのですが、腹側のほうが薄いです。
また、体側の鱗に小さな黒点がついている個体がほとんど。
小動物や海藻を食べます。
全長は60センチほど。
オスは1年で11センチ、3年で20センチ、7年で30センチ程度になります。
メスはこれに比べて1センチ前後小さいです。
2~6月頃が産卵期。
漁獲方法のメインは定置網や釣りです。
引きが強い魚ですから、磯釣りのターゲットとして愛されています。
特に四国、中国、近畿ではメジナ釣りが人気であり、「グレ」と呼ばれています。
また、西日本では「クロイ(ウ)オ」「クロ(ダイ)」と言うこともあります。
日本周辺にいるメジナ科魚類としては、メジナ、オキナメジナ、クロメジナがいます。
メジナほどではありませんが、クロメジナも味の良い魚です。
メジナの美味しい食べ方
メジナの旬は冬であり、磯臭さがほぼありません。
ただ、夏は臭いが気になるかもしれません。
肉質がよく、水炊きなどの鍋物、塩焼き、煮つけ、刺身などで食されています。
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