クラゲといえば、、、UFOのような形をしており、フワフワと海中を漂うイメージがあります。
今やどこの水族館に行っても展示しているクラゲ!
水族館では見ていると癒される、写真をとるにはもってこいなど人気を集めている生き物です。
毒を持っているという印象があり、海ではクラゲに刺されたという方もいるのではないでしょうか?
種類によっては食用になっているクラゲも存在しています。
今回はそんな海のUFOクラゲの気になるお話をしていきましょう!!
いやいやクラゲだってちゃんと傘の部分をフワフワさせて泳いでいるじゃないか
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
実はクラゲが傘の部分をフワフワと動かすのは泳ぐためではなく、
全身に水を送るためのポンプの働きをしているのです。
人間は心臓が動くことで血管を通して血液が全身を流れていきますが、
クラゲは90%以上が水で出来ているため、
傘を動かす事で栄養などが水管という管を通って全身にいきわたるのです。
クラゲの分類
クラゲの仲間は約3000種類以上いますが、それらを大きく分けると2つに分けることができます。
刺胞動物門・・・刺胞という毒を含む細胞をもつ
刺胞動物門にはクラゲだけではなく、
サンゴやイソギンチャクなども含まれます。
私たちが海で刺されることがあるのは、
刺胞動物門の刺胞をもったクラゲの仲間です。
有櫛動物門・・・刺胞は持たず粘着性の細胞をもつ
有櫛動物門のクラゲは刺胞をもたないため刺すことはありません。
クラゲの生活史
クラゲはかなりの種類が存在し、その生活史も種類によって様々です。
・ある種のクラゲにはオスメスがあり、オスの精子とメスの卵が受精し卵となり、そこからプラヌラ幼生が親クラゲの元を離れポリプとなり、変態を繰り返してやがてクラゲの形へとなっていきます。
・またある種はオスメスがなく分裂して増殖するようなクラゲもいます。
まだまだ謎が多い種類も多く水族館でも繁殖に苦労しているところも少なくありません。
クラゲの餌
クラゲは基本的にプランクトンを食べて生活しています。
水中を漂う小さなプランクトンが触手に触れると、瞬時に傘の方へ触手を縮ませて食べていきます。
また、クラゲの種類の中には刺胞動物、有櫛動物共にクラゲを食べるクラゲがいます。
前述したようにクラゲはプランクトンですので、クラゲがプランクトンを食べるという理にはかなっています。
クラゲの飼育
水族館で見ていてとても幻想的で癒されるクラゲを一度は飼いたいな
クラゲの飼育はそんなに容易ではありません。
水族館で行っているクラゲの飼育方法を簡単にご紹介したいと思います。
いかがでしたか?
クラゲの飼育にはこれだけの設備や時間、お金が必要となります。
ですが家にクラゲの水槽があるとかなりオシャレで癒しの空間に変わるので、機会があればぜひ飼育してみてください!!
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