【とと株・企業概要】水産業界の老舗日本水産について

日本水産は、水産業界の老舗です。設立は1943年と約80年の歴史がある会社になります。

水産業だけでなく冷凍食品や医薬品も展開しており、海外で養殖事業も行っている会社です。

老舗の水産会社であり、一定の知名度がある会社になりますので、日本水産の事業内容について知っている方も多いでしょう。

しかし、まったく日本水産について知らない方もいると思います。

そこで今回は、日本水産の企業情報について詳しく説明をします。わかりやすく説明をしますので株式投資や企業研究などの際の参考にしてください。

日本水産の状況について
日本水産の沿革
代表的な商品

日本水産の状況について

ナビ

日本水産は、水産事業だけでなく加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕および運航とブラント機材他の販売を行っている会社です。

ニッスイの愛称でも有名な会社で多くの方が、ニッスイの食品を利用したことがあるのではないでしょうか?

水産業界では、マルハニチロと並ぶ最大手の規模で、ファインケミカル事業による高単価の医薬品向け原料供給により、水産業のなかでは収益性が高い傾向にあります。

それでは日本水産の経営状況はどのような状況なのでしょうか?

【営業増益】国内食品事業はすり身などの原料高が利益を圧迫するものの、水産事業で重複業務を見直しコストを削減。

コンビニ向けチルド事業で人員削減など事業体制を見直しています。

自社サイトとモール型サイトで分かれていた通販事業の管理業務を共通化しコスト削減をしました。

【正式社名】日本水産(株)

【URL】http://www.nissui.co.jp/

【英文社名】Nippon Suisan Kaisha, Ltd.

【本社住所】〒105-8676 東京都港区西新橋1-3-1 西新橋スクエア

【電話番号】03-6206-7000

【設立年月日】1943年3月31日

【日経業種分類】水産

【東証業種名】水産・農林業

【指数採用】日経平均株価、JPX日経400　JPX日経300 JPX日経500　日経J1000

【代表者氏名】的整明世

【資本金】30,685(百万円) (2021/3現在)

【発行済み株式数】 312,430,277(株)

【売買単位】100(株)

【最高益(百万円)】 売上高：712,111(連19.03)　営業利益：23,489(連18.03)　経常利益：25,807(連 20.03)　純利益：17,334(連18.03)

【上場市場名】東京証券取引所1部

【決算期】3月

【株主総会日】2021年6月25日

【単独従業員】(2020/3) 従業員数：1,233人平均年齢:43 歳

【連結従業員】(2020/3) 従業員数：9,247 人

【平均年収】7,994,572円

【監査】EY新日本

【銀行】みずほ銀行、三菱UFJ銀行、農林中央金庫

【証券】主幹事：SMBC日興証券、みずほ証券　名簿：三井住友信託銀行

【取引先】(販売)SCI、三菱食品,、日本アクセス（仕入れ）日本クッカリー、SALMONESANTARTICA、ハチカン

【株主優待】有

【事業所等】支社5

【収益構成（上位10 事業）】単位:百万円(%)

単位:百万円(%)	2021/03 連結	2020/03 連結
食品事業	331,742(50)	341,104(49)
水産事業	275,881(42)	304,534(44)
ファイン事業	26,663(4)	27,296(4)
物流事業	26,402(4)	26,322(4)

【経営指標】

	2021/03連結	2020/03連結
一株純資産(円)	545.02	492.23
自己資本利益率(ROE) (%)	8.96	9.86
営業利益率(%)	2.75	3.31
自己資本比率(%)	35.67	31.16

【貸借対照表】

単位：百万円	2021/03 連結	2020/03 連結
総資産	475,415	491,533
純資產合計	187,926	172,300

【キャッシュフロー】

単位:百万円	2021/03 連結	2020/03 連結
営業活動によるCF	45,910	18,786
投資活動によるCF	-18,023	-29,446
財務活動によるCF	-44,786	25,942
現金、現金同等物の残高	14,760	31,647