半夏生にととのう『タコめし』

ととや日記

半夏生とは?

梅雨の終わり「半夏生は、農業にとって重要な雑節のひとつです。農業では二十四節気をさらに細かく分けた雑節を設けて、季節の目安としていました。雑節には節分や八十八夜、入梅、半夏生、土用などがあります。半夏生は田植え時期の目安となる雑節です。田植えは夏至後、半夏生の前までに終わらせないと収穫量が減ってしまうと言われてきました。今年の半夏生は、2022年7月2日だそうです。

夏バテ予防! 半夏生に食べる『タコめし』

夏のとと(魚)のい食材① タコで疲労回復

半夏生には「稲がタコの足のようにしっかり根付くように」という願いを込めてタコを食べます。

また、半年が過ぎたタイミングで、一度リセットして心身をととのえたい時期でもあります。本格的な暑さを前に、タンパク質鉄分が豊富なタコで疲労回復しましょう。

ただし、タコは体を冷やすので、この後に紹介する温食材である生姜と組み合わせます。

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夏のとと(魚)のい食材② 生姜で夏冷えを防ぐ

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夏バテの原因は自律神経の乱れによるものです。とくに冷房の効きすぎた環境と外の気温差が、自律神経を乱す最大の要因です。さらに不眠や食欲不振が悪循環をもたらします。

また、夏バテで食欲がなくなると、食べやすい素麺や冷たいアイスやジュースなどの食べ過ぎ飲み過ぎによって胃腸も疲労困憊です。生姜は胃腸の冷えを取り除くことで、食欲不振を解消します。

では、さっそく調理をしましょう!

夏のとと(魚)のいめし『タコめし』

1.炊飯器に材料を入れるだけ ※土鍋ではなく炊飯器でOK

炊飯器に米2合、醤油大さじ2、みりん大さじ1、出汁を入れます。
水分(出汁)量は調味料も含めて炊飯器の目盛りに合わせます。

炊き上がりのごはんに色をつけたくない場合は、濃口醤油ではなく薄口醤油を使いましょう!

2.たっぷりのタコを入れてスイッチON!

炊飯器に水分まで入れた後、具材を加えます。
一口大にカットしたタコ150gを入れて、炊飯スイッチON!

3.炊き上がり
4.生姜をトッピング
管理栄養士 石松 佑梨(いしまつ ゆり

世界で活躍するトップアスリートの専属管理栄養士として食トレメソッドを提供し、選手のパフォーマンスアップに貢献する。幼いころから「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」が武器。家庭、飲食店、企業、地域、日本、世界・・・小さな健康を積み重ねて、誰もがおいしく食べて健康になれる社会をつくりたいという理念のもと、今日もおいしく健康に食べるアイディアを考えている管理栄養士。

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著書:過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナル

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