カニの王様、「タラバガニ」!いざ、カニ加工場へ!

タラバガニの足 行ってみた


見た目もインパクトがあり、両足を広げると1メートル以上も!!!!


そんな大きなタラバガニは、年末の食卓を彩る海産物でも大人気!

ととラボ編集部はカニ加工場のある茨木県に行ってきました!

いざ!茨城のカニ加工場体験!

この加工場では、ロシアなどの寒い地域で獲れた厳選カニを加工していきます。


プランクトンが豊富な寒い海で育つこの蟹たちは、栄養がぎっしり詰まっていて、ぎゅっと身が引き締まっています!

point

そんな厳選ガニ。1匹のカニ個体であっても、脚の部位によって大きさも形も全然違うのです!

上の写真は、あくまで参考のイメージですが、ハサミの部分は右と左でも違ってきます。もちろん、ハサミだけでなく、脚ひとつとっても部位によって大きさも形も全然違うし、カニの個体が違えばなおさら違いは出てきます。

だから、加工場では、基本1本1本お客さんの食べやすい状態に、手作業でカットしていきます!

カットの様子を見てみると、、、

まずはハーフカットポーション。脚を縦に真っ二つに切られたものです!

身入り具合をチェックしながらカットしていました。

そしてお次はハーフポーション 。食べやすいように半分むき身にしているものだそうです!

むき身を体験

鮮度を保つために氷点下(例えば-35度など)で冷凍された状態で加工場に届きますが、手の温度で解凍されないように、素早くー本ー本殻を剥いていました。 

実際にむき身にする作業を試して見ましたが、剥けませんでした(笑)

簡単そうに見えて、とっても難しい工程なんですね。職人さんたち、あっぱれ!です!

メーカーさんも現場で……

「ここが機械化できたらとっても楽になるんだろうなあ」と思いますが、カニも自然な生き物なので一つ一つ脚の形は異なります。そのため、人の目で確認しながら身を傷つけないように殻を剥いていく必要があるのです。

冷凍カニなので、人の体温によって解凍されてしまうと、出荷の際に再解凍のようになってしまう。だから、カニが解けないように素早くむき身にしていきます。−35度というガッチガチの冷凍状態のカニを素早くむき身にするのだから、驚きです。

そして、特に驚いたのは、カニを取り扱う商社さんも一緒になって殻を剥いていたこと!

お客さんの需要に合うように、生産現場に要望するのがメーカーさんの役目ですが、実際にメーカーさんも現場に入って、手を動かしながら品質をチェックするのです。

そんな、こだわりの一品をぜひ皆様もお楽しみください!

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